日本でSTEM教育が必用である理由
日本だけでなく世界中でSTEM教育が求められている背景にはIT社会へ適応できる優秀な人材が不足していることがあります。こ
れは日本も同様で、このIT社会へ適応できる人を育てていかないと、今後世界と競争していくなかで負けてしまう可能性が圧倒的に高くなります。
日本の場合は前のページでも説明したとおり。「理系」科目を苦手にしている子どもが多く、特に中等教育が終了した時点で理系科目への苦手意識から理系離れが進んでいるという調査結果がでております。
例えばIEA(国際教育到達度評価学会)による国際数学・理科教育動向調査(TIMSS 2019)では、小学校の時に「理科の勉強が楽しい」と回答する生徒は国際平均を上回っているにも関わらず、中学校の時点では平均を下回っています。算数、や数学に関しては小学校、中学校共に国際平均以下となっております。
理系離れによって自然界や地球環境への興味関心が薄れることは理系選択者が減少することにもつながっています。
特に日本の場合は男女格差が激しく、理工系分野の女性割合がOECD加盟国のなかで最下位となっており、AIの台頭によって女性が仕事を失うリスクを高める原因にもなっています。
また、ますますIT社会が進んでいるなかで、ITの仕組みを理解し、使いこなせる優秀な人材を育てるために、ITリテラシーを高める教育が必用になります。
AIやロボットが今後様々な分野で活用・作業されていく中で、それらのテクノロジー技術を理解し、管理する人材や技術者が必用となります。