e-スポーツがSTEM教育に果たす役割
今教育現場でe-スポーツを通じて多くの変化がおきています。実際どのような変化がおきているのか説明していきます。
■コミュニティの形成
元々ゲームというのは家の中で友達とゲームをするというのが主流でしたが、インターネットが普及してからはオンラインゲームの利用者が増え、据え置き型のゲーム(プレイステーション等)やポータブルゲーム機(Nintendo SwitchやPSP等)でもオンラインを通じて世界中のユーザーとゲームが出来るようになりました。
実際学校でもe-スポーツの部活動を結成することで、生徒たちが社交的なる事が発見されたという報告もあがっており、e-スポーツを通じて様々な活動を楽しむ男女のコミュニティが形成されました。
■生徒が勉強するきっかけ
e-スポーツクラブを学校や地域につくったことで、実は生徒が勉強に取り組むきっかけになった事をご存じでしょうか。
これはe-スポーツを部活動などでプレイする条件としてある一定の成績の基準を設けたからです。昔からゲームばかりして勉強しないという言葉を親から言われた子供も多いと思いますが、e-スポーツの部活動に入りたいから苦手な勉強をに取り組む生徒が増えたという成果が報告されています。
■貴重なスキルを学ぶ
e-スポーツは一人でおこなうものもありますが、周りの仲間と協力しておこなうゲームも多くあります。
仲間と協力しないと勝ち進めなかったりするので、目的を達成するためにきちんと戦略を立てる必要があります。
仲間うちで話し合ってきちんと役割分担をすることで、その役のスキルを学ぶことができます。
■組織で働くということ
e-スポーツでもチームには様々な役割をもつメンバーで運営されます。
つまり教育現場においても生徒それぞれがどの役割(ポジション)を任されるのか、またそれが自信にとって適正な役割なのかなど経験をする非常にいい機会になります。