STEM教育(e-スポーツ等のデジタル教育)について
現在日本の教育現場では様々な取り組みが行われており、一昔前の教育現場と比べると大き変わりました。
特に近年小学校含めた学校教育では現代の流れにあった最先端の教育をこどもたち導入していくことを推奨しはじめました。
そのなかでも注目度が高いのが「STEM教育」と言われる教育手法で、別名21世紀型の教育として大きな注目を浴びています。
STEM教育というのは2000年代にアメリカで始まった教育で、欧米諸国や中国、シンガポール、マレーシアを始めとした新興国などでも普及が進んでいます。
◆STEM教育とは
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Mathematics(数学)
のそれぞれの単語の頭文字を総称した言葉です。
これらの分野を総合的に勉強して、科学技術の発展に貢献できる人材を育てることを目的として作られた教育手法です。
一見「なんだか難しそう」とか「必要なのか」と考えてしまう親御さんもいると思います。しかも小学生に科学・技術・工学・数学といってもピンとは来ないでしょう。
ですがこの4つの分野の勉強というのは
1.科学:観察や実験をもとに物事の規則性をみつけだすこと
2.技術:最も適した仕組みや条件をみつけだすこと
3.工学:仕組みをデザインして、社会や多くの人に役立つものづくりをすること
4.数学:数量を論理的に使いこなしたり表したりすること
というようなことを学ぶことを意味しております。
科学、技術、工学、数学はいずれも科学技術に必要とされている分野で、お互いの分野が大きく関わりあっています。
世界中で将来的に科学技術開発やIT技術に貢献できる人材を育て、国際競争力を向上していくことを目的にSTEM教育が日本だけでなく各国で重要視されています。
子供のころからITやコンピューター、科学技術など自信が興味あることに積極的にとりくみ、パソコンやタブレットなどに当たり前のように触れる事で、STEM教育へ抵抗なく取り組む力になりやがて国際社会における「価値の高い人材」「専門性の高い人材」を増やすことにつながります。